脾体質の人は

脾体質の人は・・・

器用になんでもこなす完璧主義者
好奇心、チャレンジ精神ともに旺盛ですが
障害があるとあっさりやめてしまうことも
食養となる穀物はあわとひえです。

脾体質の人は、ぽっちゃり型とやせ型に分かれます。肌が黄みがかり、下半身の冷えに悩まされがち。陰陽五行説における脾は、消化器系全般を司り、食物の栄養を吸収し全身に分配して筋肉を維持し、出血を防ぎ、唇にあらわれます。不調の顔色は黄色。脾の好調不調の差が激しいと脾体質といえます。
何でも器用にこなし、穏やかで遠慮深い一面もありますが、反面、心の奥底では自分に自信をもち、プライドの高い脾体質の人。いったん思い立ったら直ぐに行動に移してしまう、一本気なところがあります。
チャレンジ精神が旺盛で、しかも完璧にやり遂げようとします。結果的に、ひとつに絞りきれなかったり、どれも中途半端に終わってしまうことも多いよう。すべり出しはいいのですが、何かひとつでも問題が生じて頭に描いていたようにいかなくなると、あっさりとやめてしまうか、クヨクヨと悩んでしまうかのどちらか。脾体質の人には器用貧乏が多いです。そうしたことを繰り返す生活は、調子のいいときと悪いときの幅が大きくなる傾向があります。食欲や性欲など本能に対して忠実で、自然や環境にも深い興味を持っています。美味しいものを食べたり、何か作ったりすることが好きです。
ストレスを感じると暴飲暴食に走りやすく、不調の消化器系にさらなるダメージが生じます。太りやすい体質なので、注意しましょう。

不調時に出やすい症状
消化吸収の低下がトラブルに。生活習慣病の傾向も
梅雨時など土用の時期(春-夏の間、夏-秋の間、秋-冬の間、冬-春の間、各2週間程度)に体調を崩しやすく、蒸し暑さや湿気に弱い脾体質の人。脾の不調のはじまりは、消化吸収が衰えます。すると、血流中の栄養成分が不足して肌がガサガサになったりシミやソバカスができたり、口が荒れたり口角が切れたりします。顔が黄ばんだり、唇の色が紫色に近くなることも。ちょっとぶつけただけで、あざができたりします。さらなる不調で、胃もたれや胃痛、下痢や便秘にもなりやすく、体が重だるかったりして、動けなくなることもあります。そんな体調の悪さやストレスを感じると過食しがちで、体調を悪化させる傾向があります。肌の水分が多めで、太りやすく、冷えやすく、むくみを感じることも多いです。婦人科系疾患には比較的強くけれど、ガンや脳卒中、糖尿病などの生活習慣病に注意が必要です。

おすすめの養生法
過食は厳禁。くよくよしないことも大切
最も注意したいのが暴飲暴食。体調の好調と不調の差が大きく、年に数度決まったサイクルで暴飲暴食をしたいタイミングがきます。そんな自分のバイオリズムを理解し、落ち込んだ時の対処をあらかじめ準備しておきましょう。1人で悩むと過食に走り、ますます体調が不調になります。そんなときは、心の悩みを誰かに相談すること。的確なアドバイスや、時には𠮟咤を受けて解決することも。ストレッチもおすすめ。血行がよくなり、冷え性にも効果があります。食養となる穀物はあわとひえ、肉は牛肉、野菜は青野菜、果物はなつめです。

脾体質の人は・・・

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