肺体質の人は

肺体質の人は・・・

  

最後まであきらめない人
じっくりとものごとに取り組めます
深い悲しみに出会うと、立ち直れないことも
食養となる穀物は、玄米です。

 
色が白くて肌がきれい。年をとってもあまり体型が変わらないのが、肺体質の人。若いうちは健康的で病気知らずのタイプです。細く高い声で淡々としゃべり、食欲や性欲などには淡泊。綺麗好きでオシャレ、シンプルであっさりしたファッションを好みます。陰陽五行説における肺は、大気から取り込んだ気の循環を司り、呼吸によって全身の気(生理機能)を働かせて皮膚を強くし、鼻にあらわれます。不調の顔色は白色。肺の好調不調の差が激しいと、肺体質といえます。
肺体質の人は、普段から冷静沈着にものごとを進めます。あらゆるケースを推測しながら、多少のトラブルがあっても決してあきらめない。この粘り強さを家族や友人から頼りにされます。いわゆる、“よい奥様”として、理想的なタイプです。反面、優柔不断で相手と争うことを好まないので、面倒な仕事や家事を知らぬ間に請け負っていたり、自分だけ損することも少なくありません。なにかトラブルがあると、状況を判断したり他人を非難する前に、とりあえず自分が責任を取ろうとする傾向があります。家族や友だちが引き起こしたことを、まるで自分がしでかしたかのように深く悲しんだり沈みこんでしまうことも。一旦悲しみのツボにはまると、なかなか浮上できず立ち直るまでに時間がかかる人です。ものごとがうまくいかなくなると、肺がダメージを受け、鼻や呼吸器系の調子がくずれて、風邪をひきやすくなります。

不調時に出やすい症状
花粉症やアレルギーの傾向が。倦怠感や無気力にも注意
体調を崩しやすい季節は秋(9〜11月)です。気温低下や乾燥にたいへん弱く、鼻や喉などの呼吸器系に直ぐにあらわれます。肺の不調のはじまりは、鼻づまりや喉の痛み、せきやタンなどの風邪の症状。喘息、花粉症やアトピーに悩まされるのも肺体質の人。花粉症の季節には、鼻のまわりが真っ赤になってしまうこともあるので、早めの対策が必要。肺の不調で全身の気(生理機能)が充分に働かないと、低体温や低血圧、貧血や立ちくらみなどの症状が出る人もいます。肺と表裏をなす大腸の働きも低下するので、便秘や痔にも悩まされます。肺体質の人は、ストレスが溜まると悲しみにくれて、極端に無気力になります。ひどい時は一日中寝込んでしまうことも。一度そこまで落ち込むと、なかなか元に戻れないので注意しましょう。

おすすめの養生法
乾燥対策をしっかりと。時には、我を通すことも大事

肌も呼吸器系も湿度を保ち乾燥させないことが、体調を崩さないための必須条件。乾燥対策は一年中怠らないようにしましょう。肺や鼻の粘膜を保護するように常に心がけ、水分補給やからだの潤いを欠かさないようにします。運動するなら水泳やアクアビクスを。肺や鼻、皮膚などを鍛えるのにビッタリです。肺体質の人は一人で解決できる力があるので、普段は自分の願望をあまり出しません。時には、自分の意志や欲望に忠実に行動してみましょう。欲求が満たされることで、きっと大きな喜びに繋がるはずです。食養となる穀物は玄米、肉は馬肉、野菜はねぎ、果物は桃になります。

肺体質の人は・・・

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