毒消し健康法・健康の決め手は体内に溜まった毒を出すことだった



 
   あの病気の原因は重金属だつた!  


有害ミネラル(重金属)は、過剰に蓄積されるとさまざまの生理機能や代謝機能を阻害し、中毒性になるようなレベルの蓄積でなくても、人によっては食欲不振や慢性疲労などの健康障害を引き起こす可能性があります。主な有毒ミネラルとしては、鉛・水銀・ヒ素・アルミニウム・ベリリウムなどがあり、おのおの次のような病気との関係が疑われています。

鉛 多動児から大量に検出された
近年増加している他動児(注意欠陥多動性障害)の尿を調べたところ、正常児と比べて尿に含まれている鉛の量が2倍あったという調査報告があります。
日本では、汚染源の一つとして、水道水に溶けだす昔の鉛製の水道管がまだ疑われているところがあります。水などを通して体内に入ると、骨などに蓄積され、血液や神経系を害します。中毒になると、食欲不振、頭痛、めまい、興奮、高血圧、貧血、便秘、骨や筋肉の痛み、けいれん、脳血管障害、情緒不安定、うつ、全身の倦怠、急性腹症、腎炎、関節炎、生殖能力低下、子供の機能亢進、学習不能、運動失調症、などの症状を引き起こします。


水銀 歯の詰めものにも含まれている
有機水銀は水保病の原因として知られています。特に日本人は、近海魚介類を好んで食する習慣があることから、他国に比べて多量の水銀を摂取している可能性があります。工場排水や汚染された魚以外にも、歯の詰めものに使われる水銀アマルガムや、予防接種のワクチンに使われる有機水銀が感染源として疑われています。
アレルギー性皮膚炎の重症患者を対象にした調査では、歯から水銀アマルガムを取り除いて、他の詰めものに変えたところ、70%の患者が皮膚炎が改善し、そのうち半数以上、60%近くの患者が完全に治癒したという結果が出ています。
また、日本では、ジフテリア、破傷風、百日咳の「三種混合ワクチン」や、インフルエンザー、日本脳炎、B型肝炎の各ワクチンに使用されています。米国の研究機関では、「百日咳ワクチ接種を受けた子供は受けていない子供と比べて、アレルギーにかかる率が5倍も高い」、「ワクチンを受けている子供は受けていない子供に比べ、喘?息、アレルギー、湿疹の発症率が高い」など、衝撃的な結果が報告されています。


ヒ素 井戸水汚染で話題になった
2003年4月、茨木健神栖町の井戸水から高濃度の有機ヒ素化合物が検出され、井戸水を飲んだ地元住民に著しい被害が出たことから、ヒ素の恐ろしさが浮き彫りになりました。
神栖町の場合は、旧日本軍の毒ガス兵器が原因ではないかとみられていますが、他の汚染源として、製薬、化学、半導体などの工業排水、農薬などによっても土壌や地下水などが汚染されます。また、ヒ素は、石炭の燃焼、除草剤、殺虫剤、自動車の排気ガスにも含まれています。
高濃度のヒ素は、頭痛、眠気、爪がもろくなる、斑点、体重の減少、虚弱、甲状腺腫、神経痛、知覚障害、筋肉萎縮縮、肝臓障害、心臓肥大、皮膚癌、などの慢性中毒症状を引き起こす可能性があります。


カドミウム タバコの煙にも含まれている
「イタイイタイ病」の原因で知られるカドミウムは、腎機能障害や重症の骨軟化症を引き起こす原因となります。さのほかの中毒症状として、疲労、高血圧、鉄欠之性貧血、無臭覚症、歯の黄化、出生児の体重過少、過カルシウム尿症、背中下部と脚の痛み、低リン酸血症、リウマチ性関節炎などがあります。また、神経にも作用し、大量殺人犯の毛髪から、最高値のカドミウムが検出された例もあります。
汚染源は、アルカリ乾電池、合成樹脂製品、自転車タイヤ、焼石灰粉?(セメントや石灰)、ベアリング、金属加工や電気メッキなどの工場の排水の他、それらに汚染された魚介類、お米、排気ガスなどです。また、タバコの煙にもカドミウムが含まれており、気喫煙者でなくても、喫煙者の近くで煙を吸ってしまうと当然その危険性は高まります。


アルミニウム アルツハイマーの原因とみられる
アルツハイマーの危険因子として疑われているアルミニウム。また、非行に走る少年たちの毛髪には、普通の子どもたちの毛髪に比べてアルミニウムの量が多い事が報告されています。原因としては、飲料水のアルミニウムレーキという色素が考えられています。
腎臓の働きが正常であれば、大部分が排泄されるものでアルミ底製の調理用具などの影響はさほど心配ありませんが、糖尿病などで腎臓の機能が低下すると血中アルミニウム濃度が上昇して体外に排泄されず、脳内に侵入して痴呆症状を引き起こす恐れがあります。
その他の中毒症状としては、食欲不振、胃腸の炎症、肝臓機能障害、腎炎、皮膚炎、脳炎、子どもの機能亢進や精神病、筋肉の硬化などがあります。
練り歯磨き、胃潰瘍の薬(スクラルファート)制酸剤、浄水剤、アルミホイル、ふくらし粉などにもアルミニウムが使われています。


その他の有害ミネラル
電子部品や原子炉材料などに使われている「ベリリウム」。充電池に使われている「アンチモン」。タバコやマーガリンなどに含まれている「ニッケル」。肩桃線炎の塗布剤や消毒薬に使われる「銀」。殺虫剤などに使われる「タリウム」。ハンダ、合金、メッキなとに使われる「スズ」等。


■有害ミネラルの例

髪の毛で毒の汚染度が一目瞭然でわかる有害ミネラルの例        

  有害ミネラルの例 
             
           
表れやすい症状 
             
           
摂取源
スズ
           
有機スズ化合物として強い毒性を発揮 細胞の形態や機能に異常を引き起こす。
           
神経伝達障害・免疫不全・けいれん・精子の減少など。
           
汚染された魚介類&海藻類・殺虫剤 歯の詰め物(アマルガム)など。
           
水銀  水俣病の原因として知られる有機水銀はアレルギー性皮膚炎の原因としても有名。
 
  歯茎の炎症・視力低下・脱力感・性格 変化など。
           
 汚染された魚介類&飲料水・歯の詰め物・防カビ剤・電池・破損蛍光灯など。
           
脳神経系に悪影響を及ぼす有害金属としてしられている。
           

頭痛・めまい・興奮・多動児・情緒不安定など。

           
汚染された魚介類・残留農薬・たばこ 鉛菅による水道水・排気ガス。
           
ベリリウム 比較的蓄積の危険は少ないが、直接吸引などをした場合は毒性大
           

発疹・皮膚炎・のど荒れ・関節痛など。

           

大気汚染や加工工場。

           
アルミニウム アルツハイマー症候群などの精神障害の一因として考えられている。
           

吐き気・腹痛・下痢・言語障害・脱力感など。

           
汚染された飲料水・調理器具・酸化した土壌・たばこ・アルミ缶など。
           
ニッケル

一定量は有用だが、限度を超えると発ガン物質となる。

           
急性心筋こうそく・急性脳卒中・急性肝炎妊娠中毒症など
           
汚染それた大豆&そば・工場廃水・水道管材の腐食・メッキの溶出・歯の詰め物。
           
ヒ素

少量でも強い毒性を発揮し、カレー事件や地下水による中毒問題としても有名。

           
肌荒れ・しみ・脱力感・嘔吐・手足のしびれ・ 皮膚炎など。
           
残留農薬・ 汚染された飲料水や魚類・殺虫剤 防腐財・産業廃棄物など。
           
カドミウム イタイタ病の原因で有名、神経に作用することも判明
           

嗅覚の喪失・水様鼻汁・嘔吐・腹痛・発熱むくみなど。

           
残留農薬(米)・汚染された魚介類・たばこ 合成樹脂製品・排気ガスなど。
           
 
 

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